【第2の永久歯といわれるインプラントの魅力】

歯が失われた時、入れ歯やブリッジといわれる治療法のほかに、
インプラントという方法があります。
近年ではよく耳にするようになりましたが、どのような治療なのでしょうか。

シンプルに説明すると、顎の骨に“インプラント”と
呼ばれるチタン製の人工歯根を埋め込み、
定着したらアバットメントという連結部分を取り付け、
最終的に人工歯を被せて完了です。
顎の骨に穴をあけて埋め込みをするため、外科的な手術が必要になります。

この3つの工程を経て、正しいケアをしていけば、長い期間自然歯(自分の歯)と同じ
ようにしっかりと噛める丈夫な歯を保てるというもの。

治療期間の目安はおよそ3~10ヶ月と言われています。

健康な歯を無駄に削ることもなく、失った歯の部分の見た目や機能を取り戻せることと、
周りの歯にも負担をかけなくて済むので選択する人が増えているようです。

もともとあった自分の歯のように違和感もなく、
少なくとも10年はその機能を保てるように
作られているので埋め込んだインプラントが錆びついたり
溶けて体の中に入り込むなどといった
心配もありません。

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参考 大和 インプラント

【治療の期間、どうして3~10ヶ月もかかるの?】

インプラント治療は、2回の手術を経て完成します。
特別な技術を使うため、事前の精密検査とカウンセリングがとても重要です。
治療は次のような流れで進みます。

〇CTスキャンやレントゲン撮影
〇失われた歯の部分と残っている歯の状態
〇骨格や骨の硬さと大きさ
〇噛み合わせ
〇持病の有無
〇治療方法や費用、通院期間
上記をチェックし患者さんの意向とともにカウンセリングを行う。

〇一回目の手術
局所麻酔の上、歯ぐきを切開して顎の骨を削りインプラントを埋め込む。
入院は不要で所要時間は1~3時間程度。

〇定着の期間
手術後、消毒や抜歯を行い、埋め込んだインプラントが骨と繋がり
定着するまで数ヶ月間は期間をあけ様子をみる。平均的な目安は3~6ヶ月。

〇二回目の手術
埋め込んだインプラントの先端を出して、人口歯と結合するための
アバットメントを取り付ける。

〇最終段階
手術後の歯ぐきの治り具合を見ながら、歯の型取りを行う。
実際に人工歯を被せる際の色や歯並びを確認。
二回目の手術をしてから、トータルで2ヶ月弱で人口歯を被せ治療完了。

〇メンテナンス
2~3ヶ月に1度、歯科医院に通いクリーニングなどの定期的なケアをする。

以上が一般的な流れです。
このほか、例えば持病や虫歯がある場合は、その病気の治療をしてから
インプラントの治療にかかる場合もあるので、患者さんにとって最善の方法で
受けられるよう歯科医によく相談してください。

【知っておきたいインプラント治療の費用相場】

「インプラントって高いんでしょう?」
「だいたいの相場が知りたい」

インプラントについて、治療内容もさることながら、
同じくらい心配なのはその費用ではないでしょうか。

費用の平均相場を見てみると、30~50万円とされています。

治療は長期間かかることと、外科的な手術も要します。
そのため、正直お手軽なものではありません。

インプラント治療は自由診療、つまり保険がききません。
これには理由があって、例えば歯を治すだけ(生きていくための医療)
ということであれば入れ歯やブリッジという方法もあります。
必要最低限、皆が平等に受けられる医療の範囲となる治療に比べて
インプラントの場合は見た目を重視したりと、どちらかというと
患者さんの意向によってあえて選択している治療法。
最低限の医療というよりは美容や生活の質を上げるための治療である事が否めず
現代の医療では保険が適用にならないのです。

また、事故によって歯や顎の骨が広範囲で欠損したり、病気によるものである場合は、
同じインプラント治療でも保険が適用になる場合があります。

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